そろそろtoyolab信者として新書をレビューするべきなんだろう。
メタトレーダーではじめるFXシステムトレードプログラミング ~オリジナルEA開発からバックテストまで徹底解説~
http://www.rutles.net/products/detail.php?product_id=706
去年の12月にでたんでだいぶ開いてしまった感はありますが一応書評をしておきましょう。
これまでのパンローリングの3作を持っていないなら先にそちらを買ったほうがいいです。
正直に言って順番的にこれがこのタイミングで出たのは不幸です。いわば完結した漫画が0巻をファンボーイに向けて出した本のようなものに近い。
ただのキャラクター紹介やビジュアルショットの詰め合わせみたいな。
しかしメインストリームの内容は微妙ながら乗っているライブラリ郡は過去3作品にはない完成度です。
流れやあらすじもシンプルでとてもしっくりと行く。
そっけないけどほんとうにそつがないです。
もはや最近の俺はこのライブラリ郡を読むために買っていると言っても過言ではない。
編集とのバトルで垣間見えたもっと広げたそうな部分はあるものの
FXを初めてプログラムを書く人が最初に手に取るようなライトな本に仕上がってると思います。
あとはPDFでもらえるのもポイントでしょうか。
俺は紙の媒体が好きなのでときめかないですが。
そして個人的な問題ですが、今年からシステムトレードを実際にやってみるという目標の俺にはまさにシステムトレーダーとして歩み出すタイミングで。
買ってみたからにはやってやるかと言う意気込みで去年の年末からここまでやれたのは良かったです。
工程を守るために若干無理やりすぎてようやく昨日注文部分をちゃんとして、やっとほっといてもいいかなって一息つけたところですが。
本に乗ってはいない部分で俺から
これからシステムトレードをしようって人に向けて
相場という場所は容易ではないよ。
お金を稼ぐためにお金をかけるという行為を甘く見てはいけない。
楽したいと思ってるなら思い違いで先に使っておいた時間分を後で消化してるだけ、休みだけど有給みたいなもん。
半年働かないとつかない有給。
また相場は勝手になめた奴らを排除してくれるので居心地がいい。
ただ自分が排除されないという保証もない。
しかしシステムを売ってる奴らは排除されないけどね。