nemui的スイングトレードの基本的な振る舞い
スイングのロジックの基礎(設計図の基礎図みたいなもの)。
トレンドはわりかし長く続くと仮定してその上で
システムの評価の為に回数は必要(Live取引を始めてもついて回る事)。
回数がなければ大数の法則はつかえない、しかし必要経費に負けないために出来るだけ長くポジションをとっておきたい。
スイングのロジックはこの矛盾した2つの問題をはらむ。
そのためにはドテン売買が基本になってくる。
なるべく長く滞在するためには直近の値段についていくことになる、順張り系のロジックであることは生き残る上で最も重要。
もちろん一つの戦略では到底足りないのでいくつも作って管理しないといけない。
通貨ペアもできるだけ多く採用したい。
ドテンの順張りのロジックで必要なこと。
必要な物は意外と簡単でSellかBuyのサインしかいらない、
そのサインが前回(ポジションの方向)と違っていればトレードするだけでいい。
もしサインが頻発しても方向に連続性さえあれば騙しは少なくすむ。
in-outの2つのルールはいらない
常にinだけあればよくて一つのシンプルなルールによって堅牢性がもたらされる。
この思想は過剰最適化へのアンチテーゼにもなる。
価格の最もシンプルな捉え方
買いたい人と売りたい人の差分で価格は決定されるために
とてつもなくシンプルな図にしてやるとこうなる。
-1を持った人によって価格は下げられて。
+1を持った人によって価格は上げられる。
その差分の方に動くので差分のみを考えてよいことになります。
Aの地点を見てくださいそこで買いで入ったAさん、逆にBの地点で買ったBさんもいます。
この図の中で一番正しいのはAさんとBさんどちらか?
Aさんが買った時点で他に誰もいなかったので0点、
逆にBさんが買った時買いの派閥は増えに増えて他にも5人もいて5点。
正しさはBさんにあって、一番高値を掴んだのもBさん。
直近の買いと売りの派閥の多い方に一番多い時(正しい時)に入ると直近の高値(安値)を掴む。
よく言う少数派であれってやつですな。
全てはタイミング
Aさんに誰もがなりたいがスイングトレーダーは-5や-1の時点でポジションは取れない。
価格についていく順張りトレーダーは安値が更新されている間や高値が更新されている間には同方向のポジションしか取れないという呪縛がある。
ではどうするか-4や-2で入ることになる、それで騙しが増えて負けるようならば-3.5や-2.5に更にずらす。場合によっては-3でも優秀なシステムになる。
しかし注意が必要なのは変数でタイミングをただずらすようなロジックにしないことだ。3には3のロジックを作り4には4のロジックが必要だということ。
そして他の通貨ペアにおいても同じように動作して検証しないといけないので3は3で4は4と区別できるようにすること、
間違っても15pipsで利確で5pipsで損切りなどとたわけたことを言ってしかもそれを最適化しようとしてはいけない。それは最も愚かな行為だ。